6月のネタ帳から

※7月になっちゃったけど。
■ブックマーク
というよりレジストリというかなんというか。
なんかみんな感動した時の瞬間をとどめようとしている。
映像とか音とか。特に男は写真を撮りたがる。
一番大切なのはアウラなのに。保存も再現もできない。
だからこそ儚い。
舞台とか見てるとそれが一番の魅力だと思う。
■電波を借りる
電波の届かない所にいるとき、人の携帯の電波を借りながら通信できないかなぁ
と思ったけど、電波を発信するのって非常に電力を消費するので無理ですね。
いつの間にか電源が減ってたとかって嫌ですしね。
■ミーム 「meme」
「人々の脳から脳へ複製される文化的伝達の単位であり、『文化的遺伝子』とも言われる」
実はあんまり認知されていない概念。
数学とかデザイン(特に建築とか)を勉強してる人にはよく分かる概念なのでは。
「人間が進化するように文化も進化する」といったところだろうか。
■GPSの弱点
と思っていたのが、どうやら技術はあるようです。
それは高度を測ること。数メートル単位で高度が分かるのだそうだ。衛星で。
それが実装されていないだけなんだそうだ。
■expressとdesign
表現とデザインは違うんですよ。
表現はexpress。外に押し出すんだから。
んで、デザインは設計・構築なんだわな。
■道具の話
高校の時、小論文を書いてて思った事。
便利な道具ほど便利だと思って使う事はないなと。
むしろ、道具には不便に思って使う方が多い。
■ライフポーション
生に対して重みを感じるか。
姪が生まれて、だっこした時、
腕の中におさまる物体が
息して、鼓動して、あったかくて、
思わず涙しそうになった事がある。
生にはきっと大きなエネルギーがあって
生まれる度に、または死ぬ度に
そのエネルギーの可変に感動して。
—-
「ライフポーション」は何らかの情報を与えるとう言うよりは
あなたが生きている証拠であってほしい。
生を感じとれる装置であってほしい。
※「ライフポーション」概要
白いただの小さい球体。
触ると若干発熱し、若干発光し、若干重心が動く(ヤナギ提案)
入力情報は体温と心拍数etc
■DNAはプログラムなのか
専門じゃないので深くは触れませぬが
たった4つの塩基で成り立つのがどうも腑に落ちないのよねぇ。
■トーンとしての少女性
最近ロリータが流行りの様だが。
いわゆる少女(処女性だとか)に宿るものではなくて
全てのモノにあるような気がするわけです。
健気さとか、ひたすら感とか。
つまり、処女とか少女である必要ではなくて
ただ宿主として少女が最も美しい。
※WEMのメモが多い1ヶ月でした。

5月のネタ帳から

怠惰です。
■固定撮影法の可能性
映像の初心者は「カメラを釘で壁に打ちつけてでもやれ」と言われる。
サカナはその通りに全部固定でやったけれども、
だいたいがコンテュニティスタイルに集約されてくる。
あえて、そのスタイルの余事象に新しい撮影法は無いかと思うわけである。
■ルールを学ぶ事
普通、芸術家とかは弟子入りとか
独学で表現方法に対して自分なりのルールを構築していく。
それをデザイン言語という形で表現方法を取得しようというのが後藤さんの考え。
ハリウッドもそうだ。脚本術とか、コンテュニティスタイルとか。
ただ、自分なりのルールを構築をする前に論理を詰め込むと、強迫観念にみまわれる。
「~しなければならない」と萎縮してしまう。
しかしながらルールを学ぶ事で余事象や全体像が見えてくる。
それは決して新しいアイデアとは言えないかもしれない。
(過去に発見され淘汰されたかもしれないから)
■被写体深度の実験
本来ならぼける映像が、全部に被写体深度が深く、全部に焦点が合ったとしたら不思議な映像になるのでは?ということ。(その逆もあり。きっとミニチュアを見ている感覚になる)
■新しいWEBの概念はないだろうか?
階層型→分散階層型→RDB型
さて次はなんでしょう?
私が考えたのはブックマーク的感覚。
■チャット
メッセンジャーとかは言う言葉を決定して相手に送信するけれども
タイプしてる文字から相手に送信されたら本当のチャット(お喋り)に近づくのでは。

4月のネタ帳から

※怖いんですわ。いろいろと。
■配置演出法
2Dと3Dとでは随分と違うなぁ。。。と。
レイアウトとコンポジションは違う意味で
レイアウトが構成で、コンポジションは配置を考えるという意味合いらしい。
つまり、レイアウトはコンポジションの上位概念なわけである。
因みにデザインは構成という意味ではありません。
■余白による印象度の違い
えー、簡単に言うと、枠に対して
大きいとインパクトや温度が高い
小さいとインパクトや温度が低い
という結果。
あとは余白のとり方で安定したり不安定になったり動きがでたりする。
■作品ではなく商品を作る(デザインする)
グルーヴィジョンズの伊藤さんの言葉。
この考え方は好きだし、できることならば実践したい。
■優しくしないで
某友人を苛めてたら発した言葉。
M宣言。
■無限ループの試み
アナログな装置で実装したいなぁという考え。
例えば合わせ鏡とか。
写真を撮って現像して、それをまた持って写真を撮って。
それを繰り返せば手作りループ。
■アナロジーなモノの伝え方
例えば電波とかはノイズが乗ると波形が変わってくる。
そんな感じで情報にバグが乗る様子がよさげ。
絵とかジェスチャーの伝言ゲームとか
アナロジーなモノの伝え方だと思われ。
■魔方陣の法則
証明しようとしたら帰納的方法になった。
もっと明快な解法がありそう。
■プロットがループするストーリー
簡単に言えば

エピソード1で主人公Aと登場人物Bが出てくる。
エピソード1のラストでAとBの登場するプロットがあり
そのプロットがエピソード2のプロローグになる。
エピソード2では主人公はBになり
エピソード2のラストでまたAとBの登場するプロットがあり
それがエピソード1のプロローグになる。

だから何?って感じ。
■行列の様子
「HPに行列ができてる様子があったら面白いようね」という不意な発言から
待ち行列の変遷の様子とかが気になった。
つまりそれはマルコフ過程に行き着くわけで。
最近知ったけどオートマトンってマルコフ過程と同じような考え方だったのね。
知らなかった。

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3月のネタ帳から

もう桜が散りはじめてます。
ネタも少なめ。
■退化したデザイン
デザインって必ず意味や役割があるもの。見た目だけでなくて機能的に必要だからデザインされたものが前提だと思う。そこで、本来の意味をなくした、いわゆる退化したデザインがあると思う。それに気づいたきっかけはネクタイ。非常に意味がない。それとスーツの襟にあるボタンの穴。既に飾り。少しでしゃばると余計なものになりかねない微妙なラインだけど、見慣れているので許容できてしまう。機能的な要素だけで見た時に、果たして彼らは必要とされているのだろうか?
■牛めし(笑)
牛めしを食べに行ったら(並)が(笑)に見えた。たぶん疲れてるだけ。
それだけ(笑)も市民権を得始めているわけで。
誰かが、文末に(笑)が付加すると「笑わなきゃいけないとか」と気持ち悪くなるとか言っていたのを思い出した。
■主人公が心情を語らないストーリー
たいてい物語は主人公の心情を追うことで読み進めるものだが、最後の最後まで主人公の本音が分からない物語があった。昔、ジブリ作品ではレアな作品「海がきこえる」を見たときに気づいていたこと。この作品で、主人公は最後の最後でやっと自分の心情を語るのである。それまではなんとなく推測できていたけど、最後に本音を語られた時、うまく計算に乗せられたような感覚になった。種明かし的な展開は好きじゃないけど、最近、そういう計算が妙に清清しく感じる時がある。
■視点の探求(視覚の探求)
いわゆるステレオタイプな視点以外の視点や新しい視覚はないかということだ。
例えば、魚を真正面から見た図だとか。同じものを見ていても他人はまったく違う見方をしているだとか。
いくつかの要素に分けてみると
・ポジション
・アングル
・フォーカス
・カラー
となる。
そして、私が今一番興味があるのはカラー。一番分からない領域だし不確かな領域。
■動画と静止画のルール
「動画のような静止画」と「静止画のような動画」は良い質の傾向がある。
これはだいぶ前から持っていたルールで私自身の課題でもある。
今にも動き出しそうな写真はすばらしいと思うし
どのカットも絵画になりうる動画はすばらしいと思う。
■回転ドアのメリット
いたましい事故がおきまして、ご冥福をお祈りしつつ
世論が回転ドア批判に走り出しそうなので、個人的に回転ドアをあえて弁護してみようと思った。
だいたいの予想どおり回転ドアのメリットは次のとおりである。
・室内の保温保湿
・室内にゴミや虫が入らない
・引き戸のような段差がないのでバリアフリーである
3番目は気づかなかった。
とまぁ、意味なくドアを回転させるわけがなく、ちゃんと機能的である。
今回の事故は明らかに回転ドアそのものの欠陥が要因ではなく、安全対策を怠った管理者の明らかな業務上の過失である。
と擁護してみたものの、いわゆる回転系の文明の利器には事故がつきものだったのではないかと思う。例えば、エスカレーターとか。ユーザー側が慣れたから事故は減ったものの、けっこう危険な代物なのでは。自動車のパワーウインドウで死亡事故も起きたこともあったし、回転系の自動化は怖いものだ。死亡事故がおきないと動かない業者や行政もどうかと思うと責任転嫁して、この考察を終了。
■ゆとり教育のはて
あんまりいろいろ言及するつもりはないけどさ。
ちょっと心配なのは親の存在。なんか行政と教師にお任せしますみたいな態度が多い。自分の子供たちが使う教科書ぐらい選んだらどうなんだよと言いたい>PTAに。

2月のネタ帳から

ESのラッシュで、ちょっと息抜き。
■言語化と数値化
言語化する事と数値化する事は再現力を得ることになる。
当たり前のことなんだけど、ちょっと再認識。
■フェリーニへのオマージュ
フェリーニという映画監督を私は十二分にはしらないと思う。
ただ、私が知っている限り、彼が考えた新しい映像表現がある。
それをプリミティブにして、ループさせたら面白いかなぁという物。
なんかゴンドリー兄弟とかやってそうですけど。
■ソリティアとか7ならべ
というゲームは実はトランプのためのソート術だったのだと思った。
でも、ソリティアってエラーがあるよね。
特に新しいと思うのはこれくらいでした。
フェリーニについては勉強不足です。。。