映画「DRIVE」

 すっかり忙しく、また懐もさみしいため、今は映画など見に行けなくなってしまった。そんな事も容易に予想できたので夏休みの終わりに映画を見に行ってきました。SABU監督の『DRIVE』。そんなに期待もせず、とりあえずストーリーに乗っかってみようという感じです。さてさて、始まってみるとあれよあれよSABU監督の世界に引き込まれてしまいました。だいぶブラックなコミカルな部分が多かった気がしますが、結構、重いディープなテーマがかいま見えた気がしましたが。。。とりあえず、筧利夫がちょっとかわいそうだったかなぁ。
 素直に面白いと思ったし、イイ映画だと思ったけど、これからの邦画はこういう流れになっていくのかなぁと考えたりしました。見てもらえれば分かると思います。良いところでもあるし、弱みでもあるんですけど。その辺の詳しい話は別に書きたいと思います。
※「リリィ・シュシュのすべて」のレンタルが始まっていたのでちょっと暇があったら見てみたいと思ったり。あと「アメリ」も見たい。私はお金ないから時代に遅れて映画を見ることが多いんですよね。

散歩のススメ

 最近のことであるけれども、散歩することが多くなった。散歩と言っても近所の道を歩くのではなくて、散策みたいな、私は”開拓”というけれども、お店とかカフェとか何か面白いモノを探したりする。
 なにげに気取っているわけで、それほど有益ではないし疲れるし、自己満足でも少し遠い距離を歩くと何かいい気分になる。やっぱり気取っている。デジカメ片手にぶらぶら街道を探索して、ときどき路地裏にいって猫を追いかけたり、オフィス街だったらふらふらとビルの中に入ったり、とりあえず疲れたらテキトーなカフェに入り浸って、服屋とか雑貨屋では見てるだけの冷やかしの客になったりする。
 とまぁ、こんな気まぐれな散歩をしてはいかがかなという提案である。私は散歩する以前と比べて、いろんな意味で少し丈夫になった気がする。まぁ、1日中歩くのだから軽く数十キロは歩くわけで、健康的にいいかもしれない(でも、あんまりやせないなぁ)。ストレスは相変わらずあるけど、すぐに落ち着けるようになったというか、静観できるようになったし、以前みたく発狂することも少なくなった。歳をとったせいかもしれない。ただ目の前にある自分の正直な気持ちと現実問題からの逃避という感も否めないが、私としては今の人生を必死に満足しようとしているつもりでいる。
むむ、結局、愚痴になってしまった。。。ということで、たまには無計画な散歩もいいのではないかなっという事である。

映画「猫の恩返し」+「千と千尋の神隠し」

 実は7月に「千と千尋」をビデオで見まして、そのあと「猫の恩返し」を見に行きました。あとジブリ映画がTV放映されてしばらくジブリ漬けだったわけです。まぁ、そこでジブリ映画について少し見直そうと思ったわけです。
「猫の恩返し」
 めっさ混んでるかなぁと思ってたんですけど、そんなに混んでいませんでした。先にギブリーズepisode2を上映しました。笑わせて頂きました。ある意味すごみを感じましたね。あのレベルの画を劇場で公開するなんて。。。必見です。
 最近のジブリ映画は声優を俳優さんに依頼することが多くて、その俳優のイメージが強く出過ぎないかなぁと心配だったんですけど、そんなに違和感なかったです。主人公ハルの役を演じた池脇千鶴さんの声はむしろ声優向きじゃないのかって感じがしました。ストーリー展開とか演出とかいいかんじだったし、小ネタもあって楽しめました。結論としてはハルちゃん可愛い。
「千と千尋の神隠し」
 大学のホールのスクリーン独り占めで観賞させて頂きました。相変わらず宮さんの映画は独特な雰囲気があって、ユニークで奇抜だなぁと思いましたが、後半の後半は疲れてしまったのか、あれよあれよとストーリーが流れてしまい消化不良気味なのがちょっと不満です。テーマとかすごく教訓めいたことで、現代社会を危惧していることは分かるのだけれど、いいたいことを言ちゃった後のストーリーの結論をもう少し詰めて欲しかったです。まぁ、あの調子でいけば2時間半以上になってしまうのですけどね。でも、釜爺とか人間臭いキャラクタはお気に入りになりましたけどね。
 とまぁ、新旧ジブリ監督の作品を見たわけですが、ジブリの批評については次回と言うことで。。。

コンピュータ・ウィルス

※残暑お見舞い申し上げます。約1ヶ月ぶりの更新。何か目新しく変わってるわけでもないんですけど、ボチボチやっていこうと。
 夏休みの前半は2週間ばかり田舎に帰省してきました。すっかり、ぼーっとしてしまって、今でも何か腑抜けてます。何も創らないならバイトでもすりゃぁいいのにねぇ
 さてさて、兄たちと世間話をしているときに、ちょっとコンピュータ・ウィルスが話題になりました。私は言語学が苦手らしく、プログラミングなんてさっぱりだし、そういうコンピュータの事情にはあまり詳しくはないです。でも、これだけは分かります。コンピュータ・ウィルスは自然に発生しないということ。あくまで人為的だし、人災なわけで、インターネットをやる人はワクチンソフトを入れるのはほぼ必須になってきています。で、私も被害を受けたことがあるのでワクチンソフトを使用していますが、だいたい1週間に1回はアップデートがやってきます。『新種のウィルス見つかったからワクチンのデータとってきてね』って感じです。「よくもまぁ、ウィルス作るよなぁ・・・。アレ?」ここである仮説を立てます。
 現在もし新たなウィルスが誕生しなくなったとしたら。おそらく困るのはウィルスソフトを作っている会社でせう。「もしや、自分たちでウィルスを作っているのでは?」そんなダークな事情を思いついてしまいました。あくまで素人の考えですから、きっとそんな事はないでしょう。
 メディアの進化を考えるときにハードとソフトではたいていハードの方が先行するのですが、現在はソフトがハードに追いついた状況だと思います。ソフト自体がハードに高性能を要求しなくなったからです。が、それでは市場は回らないので、ソフトはだんだんと重くなっていく一方です。しかしながら、ソフトのツールとしての進化は見あたりません。ましてや、上記で述べたような事が本当だとしたら、彼らは死の商人で我々はいいように搾取されていることになります。
 「とはいえ、実害があるのは事実だしなぁ。そんな事に憤っても仕方ない」と、諦めの結論に達したところで終わりです。

flex life

 なかなか寝付けない夜にテレビのスイッチを入れてみると砂嵐がざぁざぁと。某国営放送局は訳の分からない映像を垂れ流しだし、深夜にやる映画はそれなりに面白いけどつまらないし。朝方になってくるとちらほらニュースや天気予報が始まる。あるいは、うさんくさい外国のショッピング番組とかやってる。そんな中、あるテレビ局で数分間、音楽を流す番組がある。とりわけ、つ○くプロデュースのポップスが流れるのだが、一つだけ気になったユニットがあった。それが「flex life」である。直訳すると『曲がりくねった人生?』まぁいいや、そんなことは。
 曲調はフランクな感じで、どっちかっていうと落ち着いた感じ。何より一番気になったのは歌声。ハスキーなようで、しっとりと耳に軟着陸する感じで、一言では『華奢な声』に聞こえた。「たくましい強さ」っていうよりは「けなげな強さ」って感じですかね。歌詞もこの時期の私にはヒットでした。夏の夕方にしっとりとした雰囲気にぴったりじゃないかな。
※オススメは『夢を慕いて』と『getting better』です。
家頁はコチラ→http://www.yo.rim.or.jp/~flexlife/