受験体験記

 あの怒濤の大学受験からもう1年が経つわけで、いろいろな想いを書いてしまいたいと思う。
ところで今、受験生の人は頑張って欲しいものである。
・受験勉強
 率直に「自分のために頑張ることは難しいことだな」と思った。
自分の勉強は人に比べてやったかやってないかよく分からないけど、
ある意味自分の欲望のための努力はけっこうきつかったなと思った。
 これが人のためだとか世の中のためだとかという努力は意外と楽なもので、
成果があろうとなかろうと、その動機を疑うことはない。
 それとは逆に、自分の目標は本心からの欲求なのか疑ってしまう。
「本当にオイラはあの大学に入りたいのかなぁ」って思ってしまうのだ。
 実際、自分で思う受験勉強期間は3ヶ月で、それまでの高校生活は好きな勉強(っていうか数学)しかしてこなかった。
志望大学に小論文があることは前々から知っていたけど、私は大の国語嫌い。心の中では泣きながら筆を動かした3ヶ月だった。
・受験
 そんな事考えてるうちに、もう本番で目の回る忙しさの後、めでたく合格。気がついたらもう入学式だった。
ほんの数週間前はあんなに狼狽していたのになんか不思議な気分。
ある友人は残念なことに浪人となってしまったり、一人はしゃいでいられないとも思った。
・そんで1年経って
 受験勉強の反動からか、えらい遊んでしまって学期末にバカをみた私ですが、改めて受験とこの1年を見つめ直してみると、
これで良かったのかなぁと思う部分と第一志望に入れたオイラは幸せだなぁと思う部分があったり、複雑な気分。
一番痛感したことは、大学に入ってからの過ごし方で自分の受験の評価がされることだと思った。周りからの評価もそうだし、
自分の中での評価もそう。

コンビニがレシートを集める理由(ワケ)

 どうでも良い話なんですが、コンビニのレジの近くにレシート回収箱らしきモノを見たことがあるかと思います。
わざわざ何で集めるのには理由がありました。 といっても、これは噂に聞いた話なので、もし関係者のみなさまが居りましたら、ごめんなさい。
あくまで噂なですから、気にしないでください。
 さて、レシートというのはそもそも領収証みたいなモノです。 商品を買ったという確かな証書です。お店側がレシートを手にするということは、お客が商品を買ったという事実を隠滅することができると言うことです。
レシートの記録はお店側にも残っています。 その記録と出荷時・納入時それと残品回収時の記録と照合して、売り上げが確認されていきます。
もし、万引きされているような事があれば、すぐに分かるというわけです。
 しかし、お店には猶予予算が存在します。 例えば、月10万までは自由に使っていいですよ。というモノ。
もし万引きなどで収入が減ったとしても10万までは本社も「しょうがない」と思ってくれるのです。
ですから、たまーに店員が商品を買わずに入手できるのです。これはまぁ良くあること。ここでお店にレシートがあると妙な事が起こります。
 仮にレシートとそのLogを消去したと考えましょう。すると商品は「売れた」のではなく「万引きされた」という認識になります。 売れたわけでもなく、売れ残ったわけでもなく、無くなってしまったわけですから、本社への報告としては例の機密費から賄われます。 となると、面白いことにお客が支払ったお金はお店(小売店)にとどまるわけです。税金の対象からも免れるわけでちょっとした小遣い稼ぎになるのです。
 まぁ、別に客には迷惑な話では無いので気にする事はありませんが、そんな事があるかもよ。

映画「恋する惑星」

 いわゆるコイバナ二本立ての映画で、前半は金城武が後半ストーリーにはフェイ・ウォンが出演しています。二つのストーリーはあるカフェを中心に展開されて行く以外に、特に共通点は無く、ストーリーの展開も質も全然違います。
 前半のストーリーはちょっとブラックな感じな雰囲気なんですが、そういったどろどろした部分とピュアな部分がいい感じに強調(協調?)しあっています。
 後半は前半と違って淡いコイバナ。フェイのショートヘアがなんとも魅力的でかなりいい感じです。ボーイッシュなんだけれども、どこか女性的でした。
 前後半のストーリーのエンドは共通してどちらも切ないもの。ここで賛否両論に分かれる所だと思います。私はこういうストーリーがかなり好きです。2つのストーリーは全然違うものに感じますが、一貫したテーマが貫かれているように感じます。
 映像テクニック的にはちょっと実験的な感じもしますが、斬新で新鮮な感じもします。勉強にはなりますが、実際に使ってみようとは思いませんね。見るだけで充分ですわ。