ミヒャエル・ゾーヴァ展

タダ券もらったので行ってきました。
(ちなみにもう終わってます)
アメリの美術やった方で有名な人。らしい。(豚のランプのやつ)
もともと風刺画やらをやっていた方らしく、いわゆる画家が描いた絵とはいいがたい雰囲気を持っている絵でした。
どこかユーモアがあり、アイロニーがあり、それがとても恐ろしさを感じさせたり、哀愁を感じさせたり。
とても複雑です。
でも、そんな雰囲気が挿絵にぴったりだったりするのです。
1つ気づいたことは画角が小さいこと。本と同じサイズくらいちっちゃいんです。
よくよく見ると緻密で、繊細で、人間はアバウトなのに、動物はおどろおどろしかったりしました。
小さい絵が多いのですけど、中にはA0用紙を2枚くっつけたくらい大きな絵も何枚かありました。
インタビューなんかによると、常に加筆を行っているようです。
「完成品はない」なんてことは言ってませんでしたが、「やっぱりこうしよう」としてるうちにこうなっちゃった。という感じでした。オリジナルがどんなんだったのか本人もよくわかってないんだそうです。
つまりあまり燃えたぎる情熱があるというわけでもなさそうです。
もうおじいちゃんですし。
久々に気に入ったのでいろいろグッツを買ってみました。
けれども一筆箋とかってあんまり使い道ないです。

第12回文化庁メディア芸術祭

昨年は暗さの制御ができていないという感想がありましたが、今年はちゃんと個室を作ったりして作品に対しての配慮は感じられました。
しかしながら、今度は逆に迷路のように壁が大きく、順路もわかりづらく観客側への配慮がやや欠けてしまったような印象です。
さて、後追い感は昨年と変わらず、しかしながら最近のエンターテイメントやメディアアート動向は学生の時ほどよく知りません。というわけで一昨年くらいのサマリーみたいな感覚で鑑賞しました。(実際にマンガ部門やエンターテイメント部門はだいぶ昔に話題になった作品でしたし)
以下、気になった作品など。

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Open Research Forum 2008

もうほとんどプチ同窓会みたいな感じでしたけどね。
そして、大学生羨ましかったです。
心なしか年々縮小気味になっている気がしましたが、相変わらずの多様性は保っているようでした。

お目当ての温度差発電機を見に武藤研のブースに行くと、発電機はそっちのけで上の写真のようなものを見せられました。(というか振り回された)
スピーカーなんですけども。

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デザイン・フェスタ

いってきました。
誰が目当てとかは特になく、逆になんかいい出会いがあればいいなぁという期待を持って。
カメラを片手にふらふらと目にとまったものを撮りまくってたのですが、予想以上に撮影禁止が多いので若干戸惑いました。あまり釈然としませんが。(プレスだったらよかったのかな?)
そんなこんなで無闇に写真を掲載できないのと
あと気になったものは紹介しきれないので3つほどメジャーなのをピックアップ。
■東京幻想

pixivで有名な人。イケメンでした。
ブログで描き方を紹介してるそうで。
http://tokyogenso.exblog.jp/
■透明標本

あとで調べてみたらこれはちゃんとした透明骨格標本という研究方法なんだそうです。
それを作品にすることには賛否両論ありそうですが、とりあえずキレイだったので。
http://www.creatorsbank.com/portfolio/index.php?id=nana0080
■芳賀一洋


たぶん一番興奮しました。
ミニチュアを額に入れちゃったってところがぐっとくるんだと思います。
いろいろ展示はやっているみたいなので是非生で見ていただきたいです。
http://www.ichiyoh-haga.com/jp/

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芸術祭 多摩美術大学

多摩美の学園祭にいってきました。
高校の時の友人が4年生でもう最後だからということもありちょっくら八王子まで。
もともと美大生は憧れで、美大の雰囲気とかも気になっていたので良い機会でした。
とは言うもののやっぱり遠い。
SFCの方がもっと遠いと思うけど、同じくらい遠く感じました。

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