映画「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」

実はこれまでインディシリーズは見たことが無かったので映画を見る前に前作を全てみました。
短期間に全て見たので、十数年経ているとは思えないほど違和感はなかったです。
(ちなみに一番好きなキャラはインディの親父さんね。作品としては第一作がまとまっていたかも)
確かに映像技術は今の方が進化していますが、基本的にはアメリカのコメディでありドラマであり、スターウォーズ好きならば時折その欠片を見つけることができると思います。
前三作品を見てからの方が(せめて第一作は)「なるほど」と思う部分はありますが、流れに任せて見ていても面白い作品だと思いました。
映画好きなオッちゃん二人が作った映画ですから、ハリウッドらしいエンターテイメント映画だと思います。


世間のレビューを見てみると賛否両論ですが、1つだけ原爆のシーンを言わせていただくと、逆に茶化すことで「当時はそれが当たり前の時代だった」(もっと崩せば「馬鹿だろ?笑っちゃうだろ?そんな時代だったんだぜ」)という教訓的なメッセージがあると汲み取れます。(それでも風化というものも感じざるを得ませんが)
そもそも製作者のスピルバーグは反戦的(というよりはユダヤ寄り)の人なので、賛美的な意味があったとは思えません。
とはいえ、核に対する感覚が日本人らとはずれていますが。
どちらかというと冷戦時代の象徴するものの1つとして、宇宙や核といったものを取り上げたのかもしれません。