やっと見に行けました。
自分の周囲の反応がどちらかというと称賛が多かったので、やや期待値が上がってしまってたのかも。
その辺りの偏りを除いても「ムラ」なく良い作品だったと思います。
３回は見に行きたいとは思わないけど、全部出そろったらDVD（or BD）で通してみてみたいなぁ。
以下ネタバレ
「序」ではあまりTVシリーズとの差が少ししか感じませんでしたが
「破」ではオリジナリティがあふれ出ていたと思います。
いろいろ批評はされているので、個人的に気になったポイントを３つほど。
■プロットが整理された
いわゆる前作（TVシリーズ＋映画）のシナリオを大筋で踏襲すると考えると、余計なプロットは排除され、不要な設定も削除された。いくつかのエピソードもまとめられた。時間がそんなにないので、いくつかの使徒も割愛されている。
前作の最後のごちゃごちゃしていた部分を再構成して、「つなぎ」を整備した印象があった。
■ヘルパーの増員
新キャラの位置づけをどう捉えるか迷ったけども、ヘルパー要員が増えたと思えば合点がいった。ヘルパーとは主人公を助けるキャラのこと。ミサトさんや加持さんがそれに当たる。
プロット間の潤滑剤としてなんとかうまく機能したと思われる。
都合良くストーリーを押し進めたり、設定を説明してくれたりする役どころ。
■画質・演出の向上
なんというか、序より圧倒的に画質や演出の質がよくなっている気がした。
CGも丁寧に演出すれば、手描きよりも圧倒的に良いものができるんだなぁと。
■昭和テイストというか庵野テイスト
歌が挿入される演出に違和感覚える人もいたそうだが、これはよくある正統派な演出だと思う。
やや古めかしいかもしれないが、パンフレットを読むと「昭和へのこだわり」があるそうなので納得いった。
あとの伏線や裏設定っぽいのは今後のお楽しみということで
しばらく想像して楽しみたいと思います。