本「予測の達人が教える経済指標の読み方」

今の会社の入社当時、経済予測をするチームに配属され、予測の見習い・手伝いをやっていたのですが、その頃の知識のアップデートという位置づけで手にとりました。とはいえ、予測の考え方や手法の本筋はあまり変わらず。

経済全体の関係性を捉えるには良書かなと思いました。金融分野の補強がもうちょっと欲しかったなと思いつつ、まだまだ研究途上なのかもなと思いました。

手元資料的にPlantUMLで関係性をメモ

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本「ウォールストリート・ジャーナル式 経済指標 読み方のルール」

読んだよっという記録。会社の同僚に勧められて読んだのですが、半分以上は知らない話だったので面白かったです。

1/3くらいは知っている指標だったり理解できる内容だったので、過去の仕事も一応身になっていたのかなと。

米国目線だったり(例えば労働力の流動性が高いので失業率などが景気と直結しやすかったり)、少し古い内容だったので LIBORがあったり、若干肌感覚に合わない部分もありますが、これの現代版や日本版があったら良いなと思いました。ということで、衝動買い的に別の本をポチり。まだ読んでませんが。

思えばこういう風が吹けば桶屋が儲かる的な構造は、結構時代によって変わるもので、自分が小学校時代は公定歩合が1つの重要指標でしたが、今はまったく見る影もありませんし、LIBOR然り、常にアップデートしていく必要がありそうだなと痛感しました。

また、こういった法則性は常日頃観察しているから見つけられるもので、今現在はそういう立場の仕事をしていないため、少し懐かしくもあり、もうちょっと定点観測することもした方が良さそうだなと思った次第です。それをやるとアンテナを広げづらくなったりもするので、心構え程度ということで。