変わりつつあること

気がついたら11月。例年どおりの年末年始にはならなそうですが、5月にチェックしたことをアップデート。

歩数

夏は完全引きこもりでしたが、少し出社回数を増やしました。TDLや映画を観に行く機会も増えてきたのでその影響もあり。とはいえ、昨年比だと半分以下の水準。fitbitでの計測。

年月1カ月合計歩数
2020年5月119,452
2020年6月90,931
2020年7月142,056
2020年8月139,789
2020年9月121,664
2020年10月168,432

心拍数

こちらはあまり変わらず。リングフィットアドベンチャーが買えたので夏はそれなりに運動したのですが、寒くなってきたところで最近は滞ってます。fitbitでの計測。

年月 1カ月安静時の平均bpm
2020年5月 75
2020年6月73
2020年7月72
2020年8月71
2020年9月73
2020年10月 72

睡眠

とりあえず遡れるだ遡ってみます。6月は大型のリリースがあったので深夜勤務などがあってごちゃごちゃ。9-10月はいろいろ事務手続き系のピークが重なってストレスフルだったもので、感覚的には違和感なし。通常夏休みと同じように8月頃は仕事が落ち着きストレスフリーでよく寝れたという感じ。睡眠スコアは日次では80超えることもあったので改善方向にはあるのかなと思いつつ、睡眠時間に比例しないことが読み取れるので、効率が良い睡眠がとれるように、今後模索していこうかなと思います。

年月睡眠スコア平均睡眠時間
2020/5/3~705:11
2020/5/10~795:16
2020/5/17~734:48
2020/5/24~754:42
2020/5/31~754:53
2020/6/7~714:37
2020/6/14~734:48
2020/6/21~714:42
2020/6/28~693:44
2020/7/5~745:19
2020/7/12~774:45
2020/7/19~754:59
2020/7/26~754:36
2020/8/2~776:34
2020/8/9~749:03
2020/8/16~ 7710:42
2020/8/23~749:24
2020/8/30~718:26
2020/9/6~744:41
2020/9/13~704:26
2020/9/20~765:44
2020/9/27~704:17
2020/10/4~794:52
2020/10/11~724:45
2020/10/18~785:10
2020/10/25~735:34

労働時間

水準は昨年より下回るものの、 9-10月の事務手続き系のピークの時は戻りつつありました。その時の働き方としては、定時頃に一旦終了→夕食→お風呂→寝かしつけ→起きてリングリット→シャワー→業務再開。というルーティンでした。10月頃から出社数を増やしたので、それは崩れましたが、在宅の時はそのルーティンが良さそうです。

会議時の時間は余力をもたせるために、一定の時間帯は予定を入れてブロック(例えばお昼時間とか)。その甲斐あってか多少減ったものの、会議が集中してしまう日はどうしても出たり、新規案件や根回し系など必要な場合は仕方ないので、これ以上の削減は厳しそうです。

出社回数は徐々に増加。11月からは稼働日の半分程度は出社するようにしています。この辺もいろいろなバランスを見ながら調整かなと思っています。

年月 合計時間
(2020年1月=1)
会議時間
(2020年1月=1 )
出社回数
2020年5月0.660.751
2020年6月0.840.861
2020年7月0.780.812
2020年8月0.570.672
2020年9月0.950.854
2020年10月0.890.674

食費

生活費として渡している部分は除きます。たぶん、トータルとしてはトントンなんでしょうけど。出社が増えるとやはりお昼は外食orお弁当だったり、ついついコーヒー買ったりで増えてきます。あとは在宅していても、気晴らしがコンビニやスーパーでの衝動買いだったりするので(ついつい変わり種のものを買ってきてしまったり)それはあまりよくない傾向かも。

年月食費(2020年1月=1)
2020年5月0.45
2020年6月0.29
2020年7月0.67
2020年8月0.76
2020年9月0.82
2020年10月0.90

定性的なところでは、もうちょっと日報とか日記を書くようにしました。吐露する場的なものが欲しかったりもしますし。TDL詣が多少復活したりとか、家の設備投資とかはまた年間の振り返りの中で書こうかなと思います。

変わり始めたこと

たぶん38歳になりました。いろいろ衰えを感じる今日このごろですが、なんとか元気になってます。

在宅勤務が本格化していって、変わったことは何かなと思い、まずは定量的に計測できるところから確認したいと思います。

歩数

時々散歩はしているものの、かなりの減少です。以下、fitbitでの計測。

年月1カ月合計歩数
2020年1月259,397
2020年2月265,978
2020年3月160,979
2020年4月103,439

心拍数

ストレス度合いがでるかなと思ったのですが、ここはおしなべて平均値でした。特に変わらず。ストレスの負荷という点では、感覚値ではむしろ上昇しているかなと。以下、fitbitでの計測。

年月1カ月安静時の平均bpm
2020年1月71
2020年2月75
2020年3月 71
2020年4月 70

睡眠

ここもストレスの度合いがでるかなと思ったのですが、あまり大きな変化はなく。平均睡眠時間は若干増えていはいますが、かえって夜ふかしの癖がついてしまったり、fitbitが出してくれる睡眠スコアはあまり変わっていません。月次で集計できなかったので直近の3週と忙しかったであろう1月末の3週との比較です。多少改善しているとはいえ、劇的に改善ではないですね。ちなみにfitbitの睡眠スコアは80以上が良い状態なんだそうです。

年月睡眠スコア平均睡眠時間
2020/1/12~704:36
2020/1/19~674:36
2020/1/26744:50
2020/4/12~ 795:25
2020/4/19~ 765:09
2020/4/26~764:59

労働時間

減るには減ったのですが、みんなで集まる形の会議体は減ってはいるものの、会議時間がむしろ増えてます。仮説ですが、会議室の場所取りの制約がなくなったので、リモート会議が増える傾向になるなと感じています。 togglで計測の集計です。

年月合計時間
(2020年1月=1)
会議時間
(2020年1月=1 )
2020年1月1.001.00
2020年2月0.700.68
2020年3月0.870.67
2020年4月0.770.82

食費

妻に生活費として渡しているのは除きます。単純に自分がそとで食べていたものですね。交際費は除きます。 時々自分が調達する食料品は区別できなかったので含みます。 Zaimによる集計です。

年月食費(2020年1月=1)
2020年1月1.00
2020年2月0.88
2020年3月0.53
2020年4月0.24

単純に考えるとそれだけ個人消費が落ち込んでるということですから、どこかで、同じ分ではなくてもいいんですが、それなりに消費をしていかないといかんなと。ということで、お取り寄せいとか手をだそうかなと思っています。

まとめる段階でもないと思うので、途中経過ということで。上の数値は定期的にチェックしてみます。

分裂する世界

ダウンロードしたまま放置していたデス・ストランディングをようやくクリアした。良いビジュアルとストーリーと音楽だった。そして、その世界の始まりのような状況が現実世界でおき始めていた。

数ヶ月前には考えられない状況になった。年明け、中国で妙な風邪が流行ってるとニュースで聞き封じ込めに必死だったように思う。まだまだ対岸の火事だった。数年前に流行ったSARSやMARSのように終息することを期待していた。

それがあっという間に海を渡った。その頃、長男がインフルエンザになって肝を冷やしたが、まだ自分ごとにするには実感がなかった。マスクが枯渇し始めた。

そして学期末を目前にして一斉休校。冗長化が効かない世界だということがよく分かった。連鎖するように在宅勤務する人が増えた。 これは結果としてよかったのかもしれない。

この頃、仕事の方は試しにリモートワークで実施できないか根回しをした。上の人たちは乗り気じゃなかったが、個人的には良い機会だと思った。パンデミックになった時にドタバタしないように課題を潰しておきたかった。そしてそれは杞憂に終わらなかった。

在宅勤務にはいくつか功罪があった。良くも悪くも残業が減った。つまり生産性は多少落ちた。無駄な会議は減った用に思う。ただ入れ替わるように、無駄な報告ルーチンが増えた。

家族と過ごす時間が増えた。これは素直に良かった。夜の余暇の時間も増えた。これも良かった。積み本や先のゲームの消化が進んだ。

完全になくなったものがある。朝の通勤電車の中でルーチンでやっていた英語のドリル。やるタイミングを失い完全に断絶してしまった。

もうちょっと比較できる数値が出揃ったら、健康面や家計面でもチェックしてみたいと思う。

今現在の雰囲気は、GW明けに終息すると楽観する人と、まだまだ続くだろうと人とまちまちだ。自分はどちらかというと後者だ。スペインかぜの時は終息に2年をようしたという。今回はかなり似たような経過をたどるのではないだろうか。

終息後、何もかもがまったく元通りとなるとは思えないのだ。終息するというよりは徐々に日常化していくのではないだろうか。古くは結核やインフルエンザやHIVなどのように。

ワクチンができるか、特効薬ができるか、さっぱり分からない。インフルエンザのように抗体が長く持たないのであれば、毎年のように予防接種が必要になる。BCGが効果があるとされるなら、その線もあるだろう。ワクチンが期待できなければ、HIVのように抗ウイルス薬に期待するしかない。

それまでの間、世界のありようはかなり変わるのかもしれない。今は徐々に世界が分裂している状態だ。それをつなぎなおす時、今までと同じようにはつながらにだろう。きっと新しい世界になる。それは新しい進化のチャンスでもある。

例えばオフィスワークの在宅勤務はもっと当たり前になるだろう。週の何度か集まれば良いとか、働く人と会社との関係も変わるだろう。勤務時間は形骸化して一層成果主義になる可能性すらある。

学校もよりリモートが増えるかもしれない。いわゆるIT化をすすめる大きなチャンスでもある。旧来からあるいくつかの行事はなくなる可能性もある。

リアルな仕事は価値がもっと変わるだろう。そもそも労働者不足の危機にさらされていた。自動化もさることながら、リアルであることの付加価値がより高まる。

デリバリーフードは盛り上がりそうだ。物流は平準化が進み、運び屋の需要が増える。外食産業は 抜本的な終息がない限り、従来のような営業形態は敬遠される。 UberEats などを介して対応していかないと生き残れないかもしれない。

エンターテイメントはあり方がガラッと変わる。近年はライブ回帰であったが、これも抜本的な終息がない限り敬遠される。ここは5Gを目前として様々な手法が提案されている。そのうちのいずれか、あるいは全く別のものが、デファクトになるかもしれない。

経済環境はもともと厳しかったので、景気的にいうと底を付くのはもうちょっと先だろう。歴史にならえば少なくとも2-3年は後退局面だろう。ただ今回のショックが長引けば回復にはもっと時間を要する。

税制あたりは改めて考え直す機運があるかもしれない。具体的にはマイナンバーやベーシックインカムの話は再燃するかもしれない。というのも今現在、政府は現金給付という手段が迅速にとれなかった。直接個人にリーチできる手段がないのだ。これは国が個人を管理することとトレードオフだ。それは日本はかなり拒否反応がある。それはもっともでもある。

ざっくりとした表現をすると、これを機に、コミュニケーションのありようがあらゆるところで変わる。失う形態もあれば、新しい形態もある。新しい形態を自分たちで模索できる機会と思えば、多少、希望があるかもしれない。