ネーミングについて

「名は体を表す」ということわざがありますが、自分の経験としては、これは半分くらいは当たっているような気がします。半分くらは当てはまらないんじゃないかと思っているわけですが、往々にして適当な名前でも使い続けているうちになんとなくしっくりくるものだと思います。


昔、趣味で脚本やらストーリーを書いていた時に、タイトルから書き始めたものが結構あります。それは自分の考えている雰囲気やストーリーの流れを一言で言い当てるような言葉を選ぶのですが、書いている時にまよったり当初と違う展開を思いついたとしても、そのタイトルを見ることでコンセプトに立ち返ることができました。
全部のストーリーを書き終えてからタイトルを付けたのはそんなにありません。
タイトルについてはネーミングを重視していましたが、そのストーリーに出てくる登場人物の名前はそんなにこだわっていませんでした。仮につけた名前がそのまま採用されたり、読みやすい打ちやすい名前を付ける傾向があります。凝った名前を付けるとかえって浮いてしまうので、適当な陳腐な名前をよく使いました。使っているうちに慣れてくるものです。