映画「TENET」

「インセプション」「インターステラー」に次ぐノーラン作品。事前情報なしで観に行ってきました。思ってたんと違うという感もありましたが、良い意味で「なんじゃこりゃー」という感想を持ち、時間を逆行する以外の説明ができず。仕組みとしては難解なんですが、テイストはスパイ映画そのもの。そして、最後は主人公たちの友情関係が切なくなる展開でした。細かいことを除けば、結局、ニールを愛でる映画で良いかなと。

今回、最初は近場のIMAXで見てきたのですが、どうもしっくりこない。よくよく調べると通常の映画館をIMAX化したものらしく、フルスペックではないとのこと。画質的には2Kレベルらしく、絵がどことなくぼやけて感じました。

ということで、1回は見てみたいといろいろ調べて池袋にあるフルスペックのIMAXでも見てみました。色も質感もパキッとしていて、臨場感抜群でした。一番驚いたのは画角でして、通常の画角では上下の絵が切れていたのを知り、これはもうノーラン監督の作品はフルスペックで見るしか無いじゃんと思うほど。カットによって画角がバンバン変わるので、最初は違和感ありましたが、余すとことなく見れるというのは良いなと。新しい体験でした。

収穫はニールでして、最初はわからなかったんですが、ハリーポッターの炎のゴブレットで出てきたセドリックじゃありませんか。いい感じにエージングした渋い男前になっており、今後の活躍に期待です。