本「事を成すには、狂であれ ─ 野村證券創業者 野村徳七その生涯」

読んだよ。という記録で。とあるきっかけで感化されただけですが。

野村證券やりそな銀行の前進というか源流の話。現、野村證券の再興はそれはそれで面白そうだけど、仕事に活かせるかはともかく、その前の歴史モノとして面白かったです。

野村徳七についてですが、破天荒な相場師な感は否めないけども、気になるところとしては、「調査部」に重きを置いたこと。今となってはアナリストがいるのは当たり前で、金融というビジネスの世界でもアカデミックの世界でも隆盛したわけだけども、両替商の家業からその先見性を見出した・見い出せたのが何故なのかが気になりました。特に大学に行っていたわけでもなく、留学していたわけでもなく。後に外遊した際に、海外の最先端の事情を目の当たりにしつつも、「自分の考えは間違っていなかった」と答え合わせをしているような感じが不思議でした。

先の大戦後で野村財閥は一旦終焉を迎えるのですが、野村徳七の怒涛の人生を通して、日本の金融の歴史が垣間見え、まるで大河ドラマを見ているような読了感でした。