アガテとエロス

瀬戸内寂聴の小説は読んだことはないけれども
自伝的ドラマを見たり、なんらかの批評を読んだことがある。
そこでアガテ(アガペ)だとかエロスのことを聴いた。
日本語に訳すと
アガテは慈愛であって、エロスは性愛だという。
そして、慈愛は無償の愛であり、性愛はリターンを求める愛なのだそうだ。

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ノルウェイの森

先週、仕事である企業さんのイベントのバックアップをしたのですが、
どうやらその時使っていた洋館が小説「ノルウェイの森」の舞台だったらしい。
ぁー、気づかなかった。
考えてみれば描写がぴったりだ。
高台にあって、コンクリートの塀に囲まれていて
今もそこは学生寮で
中庭があって、洋館があって
洋館の向こうにはグラウンドがあって。。。

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図書券

僕は「自由に使っていいよ」と言われたお金を持っている。
でも、そのお金は本しか買えない。
いざ、何を買おうか考えても、本屋をうろついても、何も買えない。
目の前に真っ白な画用紙を広げられて「何でも描いていいよ」と言われた状況に似ている。
僕はペンを片手にひたすら考えているだけだ。
小説も買いたいし、文芸批評や自然科学系の論評も欲しいし、デザイン関係の本も欲しい。サブカルチャーも面白そうだ。
でも、ハズレを買ってしまうかもしれないから、目星をつけて図書館で借りて読んで、それから本当に欲しいと思う本を買おうか。それか、図書館にも置いてないような本を買おうか。
昨日はそんなことを悩んでた。

新作「blueScore」

一人で作れるものって音楽と小説(脚本)と落書きに限られてきたなぁ。
映像とかインスタレーションとかもっと沢山作りたいのに。
新曲です。
blueScore
ループの次はどうしようかなぁと、ずっと模索していて。
昔みたいに、形式は無視して(今までも無視してたけど)、構造とかにこだわらなくて
テーマを決めて、それでいいなぁと思う音をつなげてみようってなコンセプトです。
あんまり納得してないけど、習作だと思って、出しちゃいます。
結局、ループ構造から抜け出せてないなぁ。。。

人間失格

いや、本を買っただけですよ。
前に読んだ本に太宰治の事が出ていて、そういえば遠い昔に読んだ記憶があったようななかったような。
少し読んでみてやっぱり読んだ事あったようだけど、内容ほとんど覚えてなかったです。
別にきっかけになった訳ではないんですけど
ケンタッキーのCMに小林賢太郎さんが出ていて、その時読んでいる本が人間失格だった。
思わず笑ってしまったんだけど、なんせ太宰治とか人間失格とか嫌いそうな(勝手な私の想像)賢太郎さんが、その小説を読む光景が滑稽に見えてしまった。