ウズベキスタン戦雑感

ここ最近サッカーの試合が多くなってきて嬉しい限りです。Jリーグも開幕しますし。
さて久しぶりにA代表の試合を見たのですが、まぁ残念な結果でした。
一応公式戦とはいえ事実上消化試合なわけで、両チームともそれぞれの思惑があったと思われます。
で、メンバーはというと、おそらく現状のベストメンバーを組んできたようでした。藤本はアイスランド戦でのパフォーマンスを認められてのスタメンなのかなと思います。あとは海外組のテストのような印象でした。試合全体の雑感としてはウズベキスタンの高プレッシャーに遠藤・長谷部がつぶされてしまったことが決定的だったと思います。
前線でボールがキープできず、サイドでも組み立てができず。失点シーンは日本が前掛かりになったところをカウンター一発でやられてしまいましたが、ウズベキスタンの方がよく走れていました。コンディション不調の感は否めなかったですが、それの影響を省いてみても、課題というよりは今の日本の限界が見えたような気がします。メンバーの賛否両論はあるものの、基本的な戦い方は変わりません。現状できる手は尽くしたものの、そうこうしているうちにずるずると寄り切られた感じです。前半の岡崎のシュートが決まっていれば状況はもう少し好転していたでしょうけども、日本対策のお手本みたいな試合になってしまい、最終予選はこういう戦いが多くなってきそうな気がします。
Aマッチでないと海外組が招集できないとか、海外組のコンディションがよくないとか、これは日本ひいてはアジアの宿命みたいなものなので、ここは協会に頑張ってもらうしかなさそうです。スタメンがほぼ海外組とか数年前に比べれば贅沢な悩みみたいなものです。次は3ヶ月後ということなので、けが人の復帰も期待しつつ、ひとまずは五輪予選となでしこの試合を楽しみませう。
ウズベキスタン戦の後で行われたなでしこJAPANの試合ですが、試合巧者というかきっちり勝ち星は拾って、試したいことは全部やって、男子とはステージがまるで違うなぁと思いました。状況がまったく違うので単純比較はできませんが、強いチームはたとえコンディションが悪くても勝ちきれるものなのだなと思いました。
さて、五輪の男子の方ですが、だいぶ状況は良くなりました。扇原よくやってくれました。原口は頼もしくなりましたし。マリノス勢の活躍もあったので個人的にはほくほくです。6~8割方は五輪出場が決まったようなものですが、引き分けではなくきっちり勝って五輪出場を決めて欲しいです。(とはいえバーレーンも侮れないですけど)