映画「アバター」

見たのは連休前だったんですけども。
みんながすごいすごいと言うものだから見てみました。
率直に言うと、面白かったです。
ですが、「ただし~だった」みたいな事がいろいろ続きます。
映画云々というよりは、3Dって結局どうなの?という節が多いです。
その前に映画云々という辺りですが、脚本は若干突っ込みどころはあれど、分かりやすい展開で面白かったと思います。世界観やアートディレクションの部分は、日本の若い世代には新鮮味が薄いかもしれません。というのも、これらの世界観はゲーム(特にFF)が先行していて、近い部分も多々感じたと思います。なので、「世界観にやられた」という感じではなかったです。確かに綺麗な映像でしたけども。


さて3Dについてですが、約3時間という長丁場をあのメガネをメガネの上にかけて、ほとんど姿勢も崩せず鑑賞しなければならないのは、かなり酷でした。
そしてだんだんと3Dあることを忘れるくらい、作りこまれた映像美で、しかし「これ3Dである意味なくね?」と思い始め、最後の方は疲労からぐったりしてしまいました。
ちなみに3D映像を作成する場合、実写の方が比較的楽なのですが、むしろCGの方が難しく、実写とCGの融合の違和感の無さは流石だなと思いました。(日本のプロダクションでは、残念ながらここまでの映像を作れない)
というわけで、家で見るときは2Dで充分かなぁと思いました。