映画「ショーシャンクの空に」

この作品を初めて見たのは中学か高校くらいの時だったと思います。
そのときは不条理さへの憤慨や、ラストの爽快感から感動を覚えたけれども、最近、見直してみると、どうも違うところに琴線が移っているように思いました。
キーワードとしては「人生」と「老い」
あと加えると「友情」
もともとヒューマンドラマだったじゃーんと言われても、思春期の自分にはとうてい理解のできないテーマで、かといって今なら理解できるかと言われるとそうでもないです。
やっと興味がでてきたところという感じです。
不条理や爽快感も感じましたが、思った以上に淡々としている映画でした。
ただ、淡々と叙述しています。それがかえって涙を誘います。
刑務所ネタは他の映画でもあるし、死刑や終身刑の制度についての問題提起は特に考えないようにしました。時代も違いますし、価値観も違いますし。