映画「レッド・ドラゴン」

「羊たちの沈黙」「ハンニバル」に続く、レクターシリーズ3部作の第1作目。
実はリメイクされたもので、一番最近に制作された。
レクターの素性が分かるっていうよりは、またも天才捜査官とレクターの掛け合いによって、猟奇的な事件を解決していく。だから、前作の図式とあまり変わらない。
注目すべき点は、その天才捜査官が、レクターを最初に逮捕した人なのだ。
ある意味、お互い妙な関係性が生まれていて、クラリスとの関係よりは、レクターにはもっと親密な尊敬の念があるような気がした。
ストーリーは割愛するけれども、最後のシーンでは「羊たちの沈黙」に通じる演出がなされていて、いかにも完結編という感じだった。