多機能か単機能か

(ぁぁ、なんか昔より喋りが下手になってる。昔も下手でしたが。)
ミーティングで出した話題なのですが
多機能がよいのか、単機能がよいのか迷いだしています。
個人的には、経験的にも単機能の方が
シンプルであり、擬人化するならば健気で可愛いと思っていたのですが
多機能とまではいかなくても、ちょっとした機能を付加してくれることで
ユーザを楽しませてくれることがあります。


それに気づかされたのは「SecondaryFunction」という言葉です。
それをテーマに武蔵美の原研哉さんの授業に課題が出され
そのまとめが雑誌に掲載されていました。
粘着テープに第二の機能を付加しようというもので
面白いアプローチだと思いました。
(一番よかったのは海苔のテクスチャ)
では実際にそのような楽しいテープを使う(買う)かどうかは疑問で
結局は無地のあの茶色いガムテープを買ってしまうような気もします。
先日行われた竹尾のペーパーショーでも
水野学さんの「原稿用紙」が「SecondaryFunction」をテーマにしていて
間違えた原稿用紙を丸めると、裏に野球やバスケットボールのテクスチャが印刷されているので
ボールに変身するわけです。
でも実際には、印刷代の関係でその原稿用紙は若干高くなるでしょうし
間違えて丸めて捨てるとなるともったいない感じがします。(自分がケチなのか?)
それならば従来の原稿用紙を買って、間違えた用紙は裏紙として使った方が遥かに有用的です。
個人的な経験ですが、最近の買い物は、価格よりも有用性という事に重点を置き始めました。
高いや安いかというよりも、費用対効果があるかどうかを考えます。
いくら安いものを買っても使わなかったら、無駄です。
その有用性を意識し始めたときに、単機能への矛盾をはらむことになります。
つまり、有用性は多機能の方が高いのです。
多機能の悪い印象は無理な抱き合わせにあります。
一緒にする必要のないものを一緒にしてしまう。
しかしながら、必要であれば一緒にしてしまった方が費用対効果は高くなります。
携帯電話の進化を見てみれば顕著ですが、場合によっては
携帯電話1つで生活できてしまうほどです。(財布や切符は要らない)
しかし、消失した時のリスクを考慮するならば、単機能の方がリスクは低くなります。
また、携帯電話の例を出すと、携帯を落としただけで、財布も切符も(個人情報でさえも)
失ったことになります。
しかしながら、カメラや時計を失ったという気になる人はあまり居ないかもしれません。
あくまでそれらは2次的な機能であって、PrymaryFunctionではありません。
つまり重要度が関係してきます。
SecondaryFunctionはあくまで2次的な機能なのでユーザの第1の目的を達成するものではありません。
となると、SecondaryFunctionが武器になる可能性がでてきます。
有用性からみれば弱かったものの、他商品との差異化には最適です。
ただ選択を間違えると、多機能の悪い印象(無理な抱き合わせ)に近いものになってしまいます。
単機能はシンプルで美しいかもしれないが、有用性が低い。
多機能は有用性が高いが、抱き合わせの印象が強く、ロストのリスクもある。
では、その中間あたりで、2次的なあるいは3次的な機能を加えることで
ユーザにどのような経験やサービスを提供できるだろうか。
リスクも低く、有用性にあふれ、ユーザに無理強いをしない。そして安価。
なにかこの辺りに、新しいコンテンツやメディアを考える時のヒントがるような気がするのですが。

4 thoughts on “多機能か単機能か”

  1. モノに汎用性は必要ないと思う.
    そりゃ便利なほうがいいけどさ,不便な中にもよさってあるじゃない?

  2. 多機能というほどでなくても、単機能+ちょっとした何かで
    他の商品と差別化できるだろうということ。
    今までの印象はよくないけど、そればっかりじゃないだろう。
    きっといいものもあるはず。と思ったんだよね。

  3. あんまりうまくまとまってないんだけども。
    よんでくれてありがとうです。

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