人生に意味なんてないよ

研究会のMLに教授から「感動した」といって
アップルコンピュータ創立者、CEOのスティーブ・ジョブス氏の
スタンフォード大学卒業祝賀スピーチ(2005年6月12日)のURLが回って来た。
http://blog.livedoor.jp/tomsatotechnology/
こういう話はとても救われる気がしたし
人間の人生の神秘さをも改めて考えさせられる。


春に研究会でミーティングをした時、
私が少しばかり哲学的な議題をあげたら、
教授の第一声が「人生に意味なんてないよ」だった。
教授曰く、中学生の時にそう思って、諦めたんだそうだ。
同じように私も中学生くらいから、色々と諦めた。
特に勉強と、恋愛は。
それからというもの、「なんとなく」流れてみている。
それもできるだけアウトの方向へ。
春に研究員になって、「このままでいいのかなぁ」と強く自問自答していた。
特に父が亡くなってからは、さっぱり混乱してしまったし、焦っていた。
「やっぱり、就職した方がよかったんじゃないか」とか。
「やっぱり、大学院いった方がよかったんじゃないか」とか。
そこへきて、教授の言葉にはなんとなく救われた。
どんな方向に人生が進もうとも、しっかりしなきゃ。
そう思って、今はいろいろ動こうとしているけれど、
いきなり複数はできそうにない。
まずは1つずつ。
ダメかもしれないけど。
意味なんてないんだし。