ふと、なぜだか思い出した

川端康成がノーベル文学賞を受賞したとき、評論家たちから次の日本人ノーベル文学賞は三島由紀夫だろうという話がでたらしい。それを聞いた三島由紀夫は「次は大江だよ」と言ったそうなんだ。大江とは大江健三郎の事で、後に三島由紀夫は自決し、大江健三郎はノーベル文学賞を受賞したわけである。
なんか「それはずるいよ」と思ったんだ。あたかも三島由紀夫は生きていたらノーベル文学賞を取ってしまったかもしれないような錯覚に陥ってしまう。
なんだか急にこんなことを思い出してしまった。