どうにもならん

サッカーの話です。
まぁ、サイアクでも引き分けだろうと思ってたら負けてしまった。
フォーメーションがどうとか、采配がどうとか、アイツがダメとか。
もうどうでもいい話。とにかく、次のバーレーン戦では勝手もらわにゃ。
最低でも引き分け。実は3位でもプレーオフの可能性はあるけど、
今回みたいなアジア枠が優遇されている中でプレーオフじゃぁ
もしW杯にいけたとしてもどうなんだと。いやまぁ、勝てばいいんですけどね。
プレーオフで出場しようが、なんだろうが、とにもかくにも、まずはW杯に出なければ。
でもまぁ、個人的に(やや包括的な意見なのですが)、今の日本のサッカーは辛抱の時だなぁと思います。


私の知ってる日本代表はフランスW杯予選からですけど、あの時は途中で監督が岡田さんに変わって
フォーメーションが3-5-2に変わったと思われがちですけど、イランとのプレーオフでは4-4-2で臨んでいたんですよ。だから今回のジーコの選択もあながち悪くないかもしれない。なにしろ、3トップには4バックがセオリーでしたから。
フランスW杯本戦では、3-5-2のフォーメーションになったけれども、結局、あれは5-3-2(2ボランチ)なわけで、それでもぜんぜん世界に通用しなかったわけです。
さて、予選のなかった日韓共催W杯ですけれども、トルコ戦で、トルシエは今まで頑なに守ってきた3-5-2のフォーメーションを捨てて変形版で臨みましたが、負けました。今までの3-5-2では限界を感じたのでしょう。たぶんみんなも感じたと思う。よくて引き分けを狙えるチームまでは成長したけれども、せっかくの日本のポテンシャルが活かせない。いわゆる、中田と中村の共存が図れないかと、みんなやきもきしたわけです。
さて、ジーコの時代になって、何度かいわゆる黄金の中盤が結成されたことがありますが、良い成績は残せていないのが現状です。けれども私は、できれば4-4-2のフォーメーションで成熟した日本代表が見てみたいと思うのです。それは最初の試合の小野のゴールが印象に残っていて、あれほどわくわくした試合はありませんでした。結果、1得点でしたけど。たぶん、これは新しい日本代表のカタチになる。と思ったんです。
現在まで、日本代表はフォーメーションでいえば3-5-2のシステムがうまくいっている印象ですけれども、よく見ればこれはトルシエ時代の土台があったからこそ現在の成熟度があるのだと思います。だって、2ボランチだし、左はサントスで変わってないし、右は相変わらず守備的だし、守備の中心はフラット3の中軸だった宮本だし。つまり、大きな進化がない。。。
3-5-2ならそれはそれでいいんですよ。ただ、それ以上のオプションが欲しいんです。
変則3トップのオプションがあるとか、変則4バックが状況に応じてできるとか。
このままじゃ、2050年までにW杯優勝なんて無理ですよ。