読書遍歴

新しい文章を2つ追加しました。
・カパタスの朝は
・ギアヌ
上の「カパタスの朝は」は中学生の時に書いた、たかだか原稿用紙4枚ほどの文章で、イメージだけで書いたものです。ただ久々にみたら気に入ったので載せました。北欧とか、曇り空とか。ここから生まれた音楽や絵やストーリーなどが多い気がしたので。
下のギアヌは大学入ってからずっと考えてたことで、ようやく形になりそうだったので、無理矢理形にしました。ちょっと重い内容かも。
「本は嫌い」とかいつも言ってますけど、一応、読書をした歴史はあるわけでして。ちょっとそれをふり返ってみたいと思います。
小学校の頃は人並みに本は読んでいたつもりです。最初にはまったのは推理モノで、二十面相シリーズだとか。因みに、私はコナン・ドイルよりもアガサ・クリスティーにはまった輩です。ホームズよりもポワロ。推理っていうより、心情の変化の方が興味あった感じです。サスペンスとか。主人公が犯人だったとか、完全犯罪やっちゃうストーリーは衝撃的でした。
後半くらいから戦争モノにはまった気がします。「火垂るの墓」とか、第2次世界大戦の体験を綴ったものとか、読みあさった気がします。その後、中学くらい前半まで、童話とかをよく読んでました。宮沢賢治だとか灰谷健二郎だとか。
そして、なんで読まなくなったかと言いますと、他への興味が多くなったというのと、3番目の兄と母親がやたらと本を読む人種で、それへの反発だろうと思います。くだらないですけど。
この夏、鈍行で帰省してのですが、その道連れに何か本を買おうを思いまして、本屋に立ち寄りました。村上由佳とかずぅっと読みたいと思っていたのですが、ふと隣をみると坂口安吾の「堕落論」が目に入りました。坂口安吾は教科書に載ってたモノ(題名忘れた)と「桜の森の満開の下」くらいしか読んだことがないのですが、1年ほど前にある友人が「堕落論」を薦めてくれたので、やっと読んでみる気になりました。やはり、読み慣れてないせいか、何度も読み返しましたし、内容もまだ充分に理解してませんが、いろいろ考える機会になったような気がします。それゆえ、変な思索のreviewが多くなったという経過なんですけど。
これを機にこれからは少しは本を読むようになればいいなぁ。