『メディア』が伝えるべき事

※メディアと言えば私の専門?本来なら『情報の媒体』って意味だけど、ここでは新聞およびマスコミなどを指すことにします。
 なんか最近、メディア規制法がなんだかんだとか、いろいろ五月蠅いですけど。
まぁ、どう見ても今回の法案は憲法違反ですけど、メディアの方も反省すべき点はやまほどあるのではと思う。
 最近のメディアの印象はどうでもいい情報ばかり。
どうしてそう思うかというと、メディアが知りたい情報しか流していないからだと思う。伝えたい情報しか伝えない。
そんな事を繰り返していれば、「好奇心の行き過ぎだ」と注意されてもおかしくない。そもそも、そんな注意をされる方がおかしい。
 報道とは何か?それは伝えるべき事を伝えなければならない。私はそう思う。
ほとんどのメディアはこれを基本にしていると思う。
それには苦痛も伴うことも知っていると思う。だから今回の法案に反対しているのだけれど、今ひとつ勢いがない。
それは「表現の自由」あるいは「知る権利」と「プライバシーの権利」を対立して見ている連中がいることだ。
「個人情報保護法案」は必要だと思うけれど、それからメディアの規制に話が飛躍してしまうのはその事が原因だと思う。
 国会議員のスキャンダルなんでどうでもいい。脱税で逮捕されたやつが拘置所から出てくるところなんて見たくもない。
個人的な好奇心を「報道だ」と勘違いしてしまっているから、こんなおかしな法案がまかり通ってしまおうとしているのだ。
おまけに視聴者はこの問題にはあんまり危機感がない。
そりゃそうだ、本当の意味での「報道」というものをメディアは「報道」できなかったんだから。