映画「LoveLetter」

図書館でDVDを見つけてしまい、衝動を抑えきれず見てしまいました。
もう何度目でせう。何度見ても良いです。
もう最初の法事のシーンからじーんと来てしまいます。
ネタバレしてはいけないので、内容は書きませんが、岩井俊二ファンでなくても、一度見ておくことをオススメします。
大学に入って一番最初に感動した映画がコレだったので思い入れが強いかも知れません。岩井俊二監督作品の中では2番目なんですけどね。(1番はダントツで「スワロウテイル」)
今回は技法を中心に見ていたのですが、さすがです。映像の勉強になります。
基本的にスティルは少ないのでその辺は個人の好みになりますが、脚本・演出・構成・編集において勉強になります。
前半は同期パラレルモンタージュから後半では回想モンタージュが絡んできます。
きっとタイムラインを図式化すると複雑であることがよく分かると思います。
独特のカッティングも勉強になります。(カットが多いのは個人的に好きなのですが、これもまた個人差です)
岩井俊二監督のすごいところはいわゆる映像論を自分で発見し実践しているところです。私は方法論を先に学んでしまったので、方法論と本能とのジレンマに悩むわけですが、作り込む研究心を見習いたいです。
参考URL:http://www.swallowtail-web.com/

映画「ピンポン」

※最近、TVでやってたので、前にreviewしてなかったので。
 自称巨匠のI筒監督はけちょんけちょんに批評してたので「えー」と思ってしまった。私はすごくいい映画だと思った。少し音楽の使い方で疑問点があったけれども、その他はほとんど違和感なく見れたので、加えて、ストーリーがかなり好みの展開だったので、久々に満足点だった。みんなが言うほど窪塚の演技はイヤじゃなかったし、ARATAは何度見てもカッコイイし、他の共演者もかなり個性的で良かったと思う。あとTV用にカットしたらしく、無いシーンがあってちょっと残念だった。
 原作が漫画で、そこから映画化されて、いわゆる成功した例が少なく、そうでなくても、漫画に比べて映像の方が質が落ちる傾向がある。まぁ、確かに2時間の枠に抑える方が大変なわけで、それなりに漫画に思い入れのある人は映画の方を批判する人もいるだろう。しかしながら、漫画と映画では随分と表現方法に性質の差がある。当然、趣も変わってくる。むしろ、漫画を忠実に映画で再現するよりは、そのメディアにあった表現方法でストーリーなり、もっと言えばコンセプトすら変えても良いと思う。

始動

学校が始まりました。
バイトをするためにオフを作るために少し躍起になって
1限から授業にでたら、疲れました。
>映画
やりますよ。ええ。撮ります。

最近、思うこと

■自炊
電子レンジが壊れているので自然と出来合モノのおかずは買わなくなる。
で、やっぱり、温かい料理を食べたくなるので自然と自炊が増える。
作るまではいいのですが、洗い物が少しばかり億劫になる。
■サイコ
自分は少しサイコッ気があるらしいです。
道義的に良くないことだと承知していても
生理的に興奮してしまうんです。
性的に感じているかもしれません。
■抵抗
夏休みが終わりに近づくにつれて
何もなかった現実に必死に抵抗しようと
なんかやたらとはしゃいでいる。
飲んだり、遊んだり、飲んだり、愚痴ったり。
特に映画を作ろうかといろいろ動きすぎて
いつまでこのモチベーションが続くのか不安だったりする。

読みたい本

ここ数日忙しくて体力的にも精神的にも疲れました。
滅多に本なんて読まないので。っていうか、全然読まないので。
読みたい本というよりは、読みたい参考書的なもの。
■『THE SCREENWRITER’S WORKBOOK』
最も有名な脚本術の本の一つ。
まぁ、これは英語なので。といっても翻訳は出てなかったりする。
■別冊宝島144 シナリオ入門 -シド・フィールドのシナリオ講座-
で、上の本を翻訳したようなモノ。
ちゃんと読んだことがないのでもう一度ちゃんと読みたい。
私の映画や脚本に対する姿勢はこの人からほとんど影響をうけております。
■旧約聖書
神話とか昔話には著作権はないし、シノプシスの宝庫であります。
で、ずっとまえから気になっていたのは旧約聖書。
古事記もちゃんと読んでみたい。