ネタ帳とネタ出し

去年の11月くらいからネタ帳を持つことをやめていて、それ以前からもうネタ帳と言えるレベルではなかったけど、最近は何でも書き込めるノートが欲しくなってきた。
やめている理由としてはそもそもネタ出しの時間がとれなくなってきたのと、いつも使っていた無印のノートが販売中止になったこと。
ところが、最近、またA5の無印のノートが再販されてるみたいなので(ネットだけかもしれないが)、そろそろネタ帳を復活させてみようかと思う。
あとネタ出しの時間もできれば復活させたいけど、これは複数人の方が面白い時もあるので、時々途方もないブレストをしてみたいなぁ。(結構、雑談でもネタ出しに近いことにはなるんだけど、全然書き留めてなかったのが残念)

10月のネタ帳から

※実はネタ帳が切れてしまい、後継のノートを捜索中です。
■スケール軸と時間軸の関係
よく言われていることだけど
実世界のスケールが大きくなればなるほど、時間軸も大きいスケールになる。
それは人間の移動時間と距離の関係と一緒。
数センチ・ミリ単位のスケールなら、数秒単位の反応が求められるし
数キロ単位のスケールなら、数時間単位の反応が必要になる。
そこで、その逆転を図ってみる。
つまり、ミクロなスケールでスロウなインタラクションを
マクロなスケールでリアルタイムでインタラクションを起こしてみる。
後者は、同時多発性とかに結びつくのだと思う。
前者については、今のところ思い当たるところがないので、考えてみるとおもしろいかもしれない。
■引力と時間と風
偏西風は地球の自転によって引き起こされる。
コリオリの力というんだけれども、空気が地球に引き摺られているような印象がある。
引力と時間は関係あるかもしれないと思っているので、面白い関係が見つかれば
この3つで何かできるかもしれない。と思った。
風でカイロス時間を操作できたらすごいだろうな。

9月のネタ帳から

■責任の所在
長い目で気になっている事があります。
それは、タイのクーデター。
報道では国民が国王への甘えがあるとか、真の民主化は遠いとかありますけど
流血がないので別にそうでもないかなと思ったりしています。
民主主義でも立ちゆかなくなることもある。
善意でもって圧政することも悪くないのかなと思った。
それは少し横においといて、私が気になるのは国民の責任なのです。
選挙によって得られた結果を国民はどう責任をとるのだろうかということ。
1つはタイのようなクーデターもあるだろうし、もう1つは甘受することなのかなと思いました。
日本では前者は考えにくいので、甘受することを覚悟して選挙することが国民の責任の取り方なのかなと。
大げさな話ですけど。
■誰もいない街
写真の手法でシャッタースピードを調整すると、あたかも街に誰もいないような風景になることがあります。主に自然現象や風景を撮影する手法ですが。
長時間とどまっているもののみがはっきりと写ります。動くと線になったりぶれたりしちゃう。
それをうまく動画に活かせないかなと。
動いたら消えてしまって、しばらく止まっていると浮き上がってくる。
原理的にはピクセルごとに色変化を管理していて
統計的に多い色を表示ということにしとけば、表現できそう。
その逆も、背景をあらかじめ登録しておけばできなかないかな。

8月のネタ帳から

■丸ビル、発毛。
腕に毛が生えてぴんぴんと引っ張る商品のプロモーションの一環として、考えてみたんだけど。
ビルに毛が生えたら、さぞかしインパクトがあるだろうなと思った。
100人ひっぱっても大丈夫!みたいな。
■バランスよく考える
「考える」ときに2つのパターンがある。
「論理的に考える」と「ぼんやりと考える」
その2つをバランスよく取り入れた方が良いのかなと思った。
前者は効率的だし、周りにも伝えやすいけど、煮詰まると抜け出せない。
後者はいわゆる直感なんだけども、ブレイクスルーするまでにどれくらい時間がかかるか計算できない。
■位置情報とスケールと時間軸
もうよく議論されている問題なんだけども
位置情報を容易に取得できるようになったけど
移動モードによって、スケール感が重要になってくるなと思った。
具体的には、車で移動するときは少し大きいスケールで位置情報がほしいけど
歩いてる時は小さいスケールで位置情報がほしい。
時間も同じようなことが言えて、数時間前の事が知りたいのか数分前の事が知りたいのか
移動モードによって変わってくると思った。

7月のネタ帳から

ネタらしいものが何もない。。。
ので、自分の最終発表特集。概略だけ。
あと感想。
■日常の中の非日常と非日常の中の日常
前にも書いた気がするけれど、エンタテイメント理論としての提案。
「日常の中の非日常」については従来のドラマでよく用いられるセオリーだけども
ここで注目したいのは「非日常の中の日常」である。
例えば、宇宙人が居酒屋で愚痴をこぼしながら飲んでいたらどんなに滑稽だろうか。
非日常の中からにじみ出る日常性にエンタテイメントの要素がある。かもしれない。
■Perspective Movie
先の理論を実践するカタチで、提案した新しい映画。
観客は映画の世界の中で日常生活を送り、映画のワンシーンを垣間見る。
同時多発的に起きるストーリーを数時間から数日間体感する。
カメラやマイクはそこら中に配置され、どのシーンが編集されるか分からない。
そして、終わりには1つのストーリーとして編集された映画を受け取る。
理想はおいといて、設定だけで脚本のない映画があったり、急に街で繰り広げられる演劇に似てる感じ。やろうと思えばできそうなので、いつかやってみたいかも。
■fan * fan
団扇を仰ぐとFANが回る。
仰ぐ強さに応じて、FANの回転数も変わる。
団扇とFANは無線通信してるので、離れた場所から風を送ることができる。
風のおすそ分け。
■加速度センサ
次世代ゲーム機のコントローラーに加速度センサが導入され始めたあたりから
近々、メディアデザインやアートの世界でも加速度センサを用いることがトレンドになるかなと思い始めていたら、研究会の最終発表でも加速度センサを用いた作品が多数でてきた。
確かに、複雑な手の動きや自然の動きをインプットする事がおもしろいのだ。
設計段階では単純はインプット・アウトプットモデルに落とし込んでしまうが
少し離れてみても、なにやら手を動かして物や人とインタラクティブできる現象がおもしろく思える時がある。
来年の頭あたりにどんな作品がでてくるか楽しみ。