3月11日 地震のこと

そろそろ1カ月が経ちます。
「落ち着いたら」と何かにつけて言うことが多くなってきました。
だんだんと余震もおさまりつつあり、だんだんと記憶が抜け落ちそうな感じがします。
おそらく忘れないうちに、今のうちに書いておいた方が、後々自分のためになるような予感がするので、書いておこうと思います。
3月11日14時30分過ぎ。
月に一度のお得様とのミーティングを終えて帰社したところでした。
エレベーターに乗ったところ、やや揺れていました。時々揺れたり段差ができたりするエレベーターだったので「またか」と思いつつ21階まで上がり、自席に戻り鞄を置いたり上着を脱ごうとしたところ、ぐらっと来ました。

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東京と地方

決して東京がエライわけじゃない。
でも東京と地方では確実に違いがある。
シルバーウイークに中学時代の友人の結婚式に出席したのをきっかけに、しばらくそんなことを考えていた。
友人たちとの会話は昔話は良いけれども、現状報告とかになると少し違和感を覚える。
それぞれ状況が違うからあたりまえといえばあたりまえなのだけれども。
地元に残った連中の方がリア充なんだな。なんとなく。
というのも、地方といえどもなんともオサレなスポットを見聞するようになった。
昔からあったのかもしれないけれど、ある意味「地方」「田舎」であることを売りにした「東京にもあるもの」が増えてきた。
たぶん東京にでも目にすることができる。でも、おそらく埋没してしまう。
少し離れた場所にあるからこそ際立つように演出しているように思える。
昔よりも格段にリアルもバーチャルのネットワークは拡大した世界のなかで
ロハスだとか、オンリーワンだとか、言いながらも
ポジショニングがうまい人たちなんだろうなぁと思った。

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経験の蓄積と表現

結論から言うと何事も経験する事が大切だということです。
最近の風鈴の衝動買いもその一環です。
昔、小説やら脚本を書くときに実際に経験しないと、良い表現はできないと思っていました。
具体的には人の死やら、刺激的な恋愛などを書けずに、空想の世界に飛び込んで行きました。
それでは進歩がないと、ある時、思考の転換をしました。
想像でもよいから実世界のことを書いてみようと。
経験はなかなかないものですから、見聞やらを参考に妄想が始まります。

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