ソチオリンピック雑感

あまり最初から期待していなかった分、とても楽しかった五輪でした。

ロシアの勝手なイメージとしては灰色で曇り空で、ぱっとしない印象でしたが、特に開会式と閉会式はとても魅力的で、そういやバレエもサーカスもデザインも元々有名でしたよねぇと思った次第です。
  • カーリング

結果5位とそこそこの成績となりましたが、世界との差が如実に出たなぁという印象でした。小技は効くのですが、特に力で押したい時には日本は不利に感じました。素人目で見ても肝心な時のミスも目立ちましたし、国内での競技全体のレベルアップ(底上げ)が必要なんだろうなぁと思いました。



  • スピードスケート

ひと昔前はメダルラッシュの印象でしたが今回は残念。例えば500mの記録は長野五輪の時(清水が金を取った時)と比べると1秒ほど縮まっており、進歩が止まらない競技で勝ち続けるのはなかなか難しいと思いました。

  • フィギュアスケート
団体戦は割愛し、男子女子はそれぞれリアルタイムで見ることが出来ました。今回のオリンピックの主役はこの競技だったと思います。
まず男子。冒頭からプルシェンコの棄権に始まり、羽生くんのSP100点超の完璧な演技を堪能。フリーでは羽生くんがミスするとその後のパトリック・チャンの演技は複雑な気持ちで見守り、金がほぼ確定すると一人ガッツポーズしてました。そういえば大雪の日で変なテンションでしたけど。高橋や町田くんも銅メダルまで惜しい位置まできており、そもそも長野五輪の時と比べると、男子が3人も出場できてエキシビジョンも出れたのは先人たち(小塚や織田や、ひいては本田さん)のおかげなのかなぁと思いました。よかったよかった。
次に女子。男子くらべて低調で、なにより真央ちゃんのSP失敗には心を痛めました。順位的にも点数的にも、もうメダルは無理だろうと。次の日のフリーは夫婦で見守ったわけですけど、演技の途中から二人して涙ぐんでいました。BGMがラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ということも相まって、もうなんとも言葉できない感動がありました。もう順位とか得点とかどうでもよくて、たぶん深く記憶に残る演技だったと思います。演技直後の佐藤コーチの表情もとても印象的でした。
もろもろの騒動については割愛。団体戦はもう少し日程に余裕があればいいとは思うのですが、男子は特に体力的に厳しそうでした。
  • モーグル
長野五輪の時から上村愛子を見守ってきたわけですが、もう少し早めに生まれていればどこかでメダルと取れていたと思いますが、残念ながらメダルに届かず。どうにもルール改正に翻弄されているイメージがありますが、仕方がないのかなと。
  • スキージャンプ/ノルディック複合
久々のメダル奪取となりました。どちらもかつては日本のお家芸と言われていましたが、これもまた度重なるルール改正に翻弄された競技だったのかなと思います。次の世代が育ってきているかが少し心配ではあります。女子は残念ながらメダルはありませんでしたが、選手が若いのでこれからが楽しみです。ラージヒルもやればいいのになぁと個人的には思います。
  • スノーボード
こちらは若手がと活躍しました。元々エンターテイメント性が強いせいか、そこまで日本人を贔屓する目はなく、どちらかというと、すごい技が見れれば楽しいよねぇくらいの感じで見ていました。それでも若い人たちが活躍してくれるのは気持ちが良いです。「スノーボードは自由なスポーツ」といい意味で気になった発言も聞けたりして、そこまで片意地はらない不思議な雰囲気の競技でした。
冬季五輪は採点競技が多いせいかなかなか釈然としない部分もあります。ジャンプ・モーグル・フィギュアスケートしかり。それでもその(あるいみ理不尽な)ルールの中で勝つための努力をすればメダルも取ることができるわけですから、社会人生活の教訓にもなりそうな所があります。なおかつ、フィギュアスケートやスノーボードについては「魅せる」ことも要求されるわけで、時の運というか、順番の綾というか、抗いがたい外的要因に左右されることも、これまたこれからの人生の教訓になりそうでした。個人的にはスポーツ(鑑賞も含めて)のいいところは、勝つ時の喜びもありますけど、負けを認め受け入れる点にあると思います。最終的な勝者は1人(1チーム)と捉えると、圧倒的に敗者が多いわけですから、過酷で残酷な世界だと思います。そいう世界に身を投じることがなかった(できなかった)我々は尊敬の念を持って見守るべきなんだろうなぁと思いました。

雪が積もった

関東にきてから記憶にないくらい2週続けて雪が積りました。雪国出身者的には雪が積もる光景は見慣れてはいるものの、2月14日の積り方にはちょっとびっくりしました。

その日は深夜まで仕事でタクシーで帰宅したのですが、終始スリップしており、死の恐怖を時折感じつつ、どうにかこうにか帰宅しました。自宅周辺は十数センチほど既に積もっておりちょっと幻想的な雰囲気でした。家に着くとちょうどオリンピックのフィギュアスケートが中継されており、そのまま金メダル獲得まで見届けて、妙なテンションで朝を迎えました。その日はそこから気温がぐんぐんあがり、1周間前の時よりも雪解けが早かった気がします。とはいえ一度に解けてしまえる量でもないため、マンション周辺の雪かきは手伝えませんでしたが、午後になって地区境にある橋の上だけでも雪かきしました。ボランティア精神という崇高なものでもなく、なんとなく憤りを発端としており、1周間前もそうでしたが、業を煮やして行動に移った次第です。
実家の方もかなり積もったらしく親の世代も経験がないくらいだったとか。幸い大事には至っていないので良かったです。
諸々含めて気になった点は下記の通り。
  • 雪道で自転車とかバイク乗るのはなんなのかと
常識といえるか分かりませんが、自分が生まれ育った環境では、雪が積もった状態の道では自転車は乗りません。危なすぎます。よっぽど元気のある若者が乗るくらい。東京の人はそれもなぜかお年寄りが自転車に乗っている印象がありました。あと、ノーマルタイヤの車は勘弁して欲しいです。スタットレスにしないならせめてチェーンを巻いて欲しかったです。
  • 雪道の歩き方
いわゆるペンギン歩きで良いと思います。靴との接地面をなるべく多くして重心をスムーズに移動するのがコツだと思います。あと、絶対にすべらない歩き方は無いと思います。ペンギン歩きしてもやっぱり滑る時は滑るんです。滑って転ばないように転ばないようにすることが重要で、更には転んだ時に上手に転ぶことが重要だと思います。
  • 雪かきの仕方

近所の商店街は自治会が機能しており、だいぶ綺麗に雪かきがされておりました。問題は地区境やチェーン店系の商店前や土日は休業している会社や工場前がエアースポットのように雪かきができていませんでした。仕方ないといえば仕方ないかも知れませんが、もう少しなんとかしましょうよという感じがしてなりませんでした。そういう訳でなんとかしたわけですけど、行政の雪かきは太い幹線道路や人命がかかっているところからしか手を付けられませんから、「そこまで困ってないけどちょっと困る」部分については周辺住民の手でやるしかないです。生活道路+αくらいはなんとかしてほしかったなと思いました。

ところで、雪かきの際、雪の置き場が議論になっていましたが、車道と歩道の間で良いと思います。
  • 東京の雪解けは早い
今年が特殊なだけだと思いますが、アスファルトが多いせいか思っていた以上のスピードで雪が解けてしまいます。田舎にいる時の感覚だと一旦積もると数日はアイスバーンが残る印象でした。
  • 雪かきのボランティアは気をつけて
豪雪地帯の雪かきは簡単に命を落としかねないので、軽々しく集まって「ボランティアしようぜ」ってならないで欲しいなと思いました。例えば今回のような積り方だと、地面の状況が分からなくなってしまいます。浸水被害の時も同様ですが、例えば用水路に落ちてしまったりとか、深い溝にはまって生き埋めになったりだとか、まぁまぁあり得るわけです。
もやもやが多い数日でしたが、今後しばらくこういうった事態が続かないと、今回経験したノウハウはたぶん受け継がれないんだろうなぁと思うと若干残念です。もっと北国で生活した人にとっては「まぁまぁ積もったかなぁ」というレベルだったそうなので、どこかの土地にはそれなりのノウハウは受け継がれていると思います。それこそ例えば鉄道関係でいえばJR北海道の意見を聞いたり、人を招いたり、今後は協力体制を作っておくなりできることがあると思います。特に東横線の衝突事故は徐行が徹底できていれば防げたはずです。
「北から目線」などと揶揄されますけど、長年受け継がれていた知恵は確かなものですから、知恵を持っている人は持たざる者をバカにするのではなく(内心愚痴ってもいいと思うけど)粛々と知恵を還元し、社会も素直にそれを受け入れることができれば、もうちょっと社会全体にメリットが行き渡るんじゃないかなぁと思いました。とりわけ雪についてはゲリラ豪雨よりは予見しやすいものですし、準備や心構えがもうちょっと出来ていれば、極端な話、今回の大雪で怪我や亡くなった方がいらっしゃいますけど、そういった不幸も軽減できたのではないかと思います。

五輪開催が決まった

2020年の五輪開催が決まりました。当然5時まで起きていられるはずもなく、朝のニュースで知ったわけですが、いち都民としては複雑な心境で、半分以上は賛成。残りは色々課題はあるよなぁと思っていました。

賛成の理由
オリンピックは好きですし、スポーツ観戦は軒並み好きです。近場の開催であれば観戦に行くハードルも低くなるのと、息子にも経験させてあげたいです。もしスポーツをしていれば尚更。2020年は息子は8歳になるので、今の住所であれば、もしかしたら小学校とかでマイナー競技の観客として動員されるかもしれません。個人の趣味としてはサッカーを見に行きたいですし、マラソンであれば沿道に出ればすぐに観戦できます。地元開催スバラシイ。

続きを読む 五輪開催が決まった

2012年を振り返る

今年は息子の誕生から始まり、やっぱり新しい家に住もうということで迷った挙句住居を購入し、5月の初節句、金環日食、ロンドンオリンピックなど、なんだかんだでいろいろあった1年でした。
一方で仕事では配置転換があり、これまた全く畑違いのコンテンツを扱うことになり、知識の習得に四苦八苦しておりました。そうしているうちに30歳は過ぎていくのかと思うとなんとなく気ばかり焦る下期だったなと思います。
毎年思っていますが、来年はもう少し趣味の時間が割けるようにうまいこと立ちまわっていきたいなと。その前に部屋の片付けをしないとなぁ。

Season’s Greetings and A Happy New Year!

ロンドン五輪サッカー雑感

結果としては男子は4位、女子は2位となりました。
男子は開催前はGL突破すら不安視されてましたが、蓋をあけてみればあれよあれよと勝ち進み、まさか3位決定戦で日韓戦になるとは夢にも思いませんでした。残念ながらメダルには届かなかったですが、前評判を考えればすばらしい結果だったと思います。
女子の方は金メダルを誰もが期待していたのですが、惜しくも銀メダル。内容の方はW杯の時よりも数段レベルアップがしている印象でした。まさにチャンピオンにふさわしい強さがあったように思います。
周りを見渡せば男子と女子でベスト4に入っている国は日本しかいないのですから、サッカー界としては贅沢なため息なのかもしれません。確かに敗戦は悔しいけれども、長期的にはとしても日本のサッカーの先行きは明るいと思います。
極力、試合は見ることができたのでそれぞれの試合や個々人の雑感は下記に。

続きを読む ロンドン五輪サッカー雑感