映画「ズートピア」

そろそろ長男も映画一本くらい見れるだろうということで観に行きました。
マナーはまだまだ改善の余地がありますが楽しんでくれたようです。
前評判が高くて期待値が高すぎたせいか、やや物足りなさを感じてしまいました。
設定が深すぎるが故に全てを語れず、やや設定オチの感もありますが、おそらくシリーズ化を念頭においているような感じもしました。ストーリー自体はオーソドックスなものですし。展開はたぶんいろいろな想定やモニターの反応を見ながら修正していったような感じがします。それはそれで悪くいうと無難な仕上がりになるわけですけども。
ここ数年でのピクサーの作品やディズニーのピクサー化を目の当たりにすると、なんとなく共創の限界をなんとなく感じてしまいます。古くからの日本の環境に慣れているせいも有るかもしれませんが、一人の(監督の)作家性にはなかなか勝るものがないなと。無難である=セオリーの範囲内となると限界があるなぁと感じてしまいました。
とはいえ、それなりのコストがかかり、スポンサーにしてみればかなりの投資なので、ある程度回収の見込みがないといけないわけですから仕方がないかなぁと思います。そうやってハリウッドは発展してきましたし、それがなくて日本は苦しんだ感もあるので。