ミヒャエル・ゾーヴァ展

タダ券もらったので行ってきました。
(ちなみにもう終わってます)
アメリの美術やった方で有名な人。らしい。(豚のランプのやつ)
もともと風刺画やらをやっていた方らしく、いわゆる画家が描いた絵とはいいがたい雰囲気を持っている絵でした。
どこかユーモアがあり、アイロニーがあり、それがとても恐ろしさを感じさせたり、哀愁を感じさせたり。
とても複雑です。
でも、そんな雰囲気が挿絵にぴったりだったりするのです。
1つ気づいたことは画角が小さいこと。本と同じサイズくらいちっちゃいんです。
よくよく見ると緻密で、繊細で、人間はアバウトなのに、動物はおどろおどろしかったりしました。
小さい絵が多いのですけど、中にはA0用紙を2枚くっつけたくらい大きな絵も何枚かありました。
インタビューなんかによると、常に加筆を行っているようです。
「完成品はない」なんてことは言ってませんでしたが、「やっぱりこうしよう」としてるうちにこうなっちゃった。という感じでした。オリジナルがどんなんだったのか本人もよくわかってないんだそうです。
つまりあまり燃えたぎる情熱があるというわけでもなさそうです。
もうおじいちゃんですし。
久々に気に入ったのでいろいろグッツを買ってみました。
けれども一筆箋とかってあんまり使い道ないです。